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京都南座遠征 その2 [着物で外出]

更新できずにいたら、なんだかもうずーーーーっと昔の事のように思える京都旅行その2。

北大路で「カクカメ」さんから出て来たら既に夕方、冬の一日は短い。そこから地下鉄で四条河原町に向かい、骨董的な布を扱う「ちんぎれや(珍裂屋)」さんへ。

「ちんぎれや」のある「縄手通り」は三条通〜四条通の間にあり、古美術商が多く存在する通りですが、そのつもりで歩いたのは実は初めて。残念ながら時間がちょっと遅かったので既に閉店している店が多かったのが残念。次回はじっくり攻めたいです。

幸いな事に「ちんぎれや」さんはまだ開いていて早速がまぐちを見せてもらう。1,000円〜という情報だったけど、1,000円のモノは意外と少ない、笑。いいな〜と思うとそれなりの値段なのよね。しかしズラッと並ぶ様々な色・模様で作られた可愛いがま口を見てすっかり盛り上がり、何やらヘンな汗が蒸気のごとく吹き出してくる、笑。

あーだこーだと散々迷った末、友人へ豆がまぐちやポーチなどを購入し、自分には豆がまぐちと中がま口を買いました。

saifu1.jpg

豆がまぐちは堺更紗。

saufy3.jpg
中がまぐちは藍染め。

saifu2.jpg
全て5円玉を入れてくれるのがまたいいね!

はつきさんは、お茶道具の楊枝入れなどを購入されてました。これが凄く素敵な色!

お店のご主人が美術館の更紗の図録を見せつつ色々と説明してくれましたが、購入した更紗は200年前のものだとか。他にも更紗を中心とした様々な布、帯、茶道具など見ているだけでも凄く楽しかったな〜。

その後は「古代裂 今昔西村」さんへ。ここがまた大小さまざまな大量の布が収集されている店。着物や帯もあるんですが、それ以上に「布」が大好きなコレクターなんだな〜と。更紗の帯など欲しかったけどまぁ安くても10万円代、無理。

その後、先斗町の居酒屋で食事をしてこの日は終了。

翌日は南座観劇の後寺町にある「伊藤組紐店」さんへ。

こちらでは、三分紐を購入し、羽織紐をオーダー。1ヶ月後に出来上がって来たのがこちら。

himo.jpg

これは出来合いの真田紐を使用しましたが、好みの色に別染したり、帯締めなどは組柄も色々相談してオリジナルを作ってもらえるようです。楽しそう〜!

今回、普段使いの「和」のものをリーズナブルな値段でオーダーできるっていう楽しさ(ちょっぴりだけど)を、京都で味わえた事が嬉しかったなぁ。その町並み同様、歴史のあるものが身近にあり、現在も使えるっていう事にも興奮した旅行でした。

で、肝心の南座についてはまた後日。


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コメント 4

はつき

いやいや、あの日は本当に楽しかったですねー。
今でも、やっぱり私も堺更紗のガマ口もほしかったかなーとか、お茶道具周りのアレを頑張って買いたいなあとか、妄想してます(^^;)
羽織紐、いいですね~。赤が効いてます。洋服感覚で、着物でもつい渋い色合いのコーディネートしちゃいがちですが、そんなときに赤がちろりとあると女っぽくなるんですよね。伊藤組紐店さんの紐は色合いがどれも美しく、そんなチラリズムも楽しみたくなりますね。

カクカメさんのオーダー品、できてきているようです。宅配の不在票が入ってました(受け取るのは週末だな…)

↓オーダーしたの写ってます
http://homepage2.nifty.com/kakukame/shop/shop.html
by はつき (2012-01-17 17:01) 

黒猫

>はつきさん
ホントだーーー!!いいですね、両方とも!
特にバッグの方が、たまらんです!早く見たい〜。
3月はニザ・海老共に中村座ですね。お会いできると嬉しいっす!

いやしかし楽しかったですよね〜、京都。。(しみじみ)
by 黒猫 (2012-01-17 17:48) 

のの吉

京都ツアー。いいなぁ。
赤い羽織紐、って盲点でした。かわいいですね。

南座もいいなぁ。敷居と値段の高さに負けて、なかなか思い切れないです。
普段、変なもの買ってなければ、資金溜まるんですけど。


by のの吉 (2012-01-17 21:33) 

黒猫

>のの吉さん
羽織紐、この日は赤のコーデだったんでぴったりかなと思ったんですが、結構着るもの選びますね。

顔見世は一度行くとクセになるようです。危険です。
by 黒猫 (2012-01-18 10:08) 

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