京都南座遠征 1日目 [着物で外出]
昨年末、12月10日・11日と1泊2日で南座遠征の為にブログ仲間のはつきさんと京都に行きました。思えばネット上に存在する無数のブログの中で始めたばかりの私のブログをにコメントをくれたはつきさんと、一泊旅行に出掛けるなんてある意味奇跡なんじゃないかと思ったりします。この出会いに心から感謝です。
さて今回の旅行、当初は夜行バスを考えていたのですが、色々検討した結果「東海ツアーズ」の新幹線往復+ホテルのセットなら、バスと金額的に大差ない事が判明。ただし、使える新幹線が限られていて、行きは早朝の「こだま」帰りは深夜12時近くに東京着の「のぞみ」だったんですけど。
窓の外には富士山。こだまだとひかりやのぞみよりじっくり見られます。BGVはやっぱりケミカルブラザーズの“STAR GUITAR”でしょ!(向きが反対なのがちょっと気持ち悪いが、笑)
宿泊は新都ホテル。これほど大型のホテルに泊まったのは何十年ぶりかって感じでしたが、フロントのスタッフやポーターも多いし、遅い時間でも宿泊客の出入りが多く、気軽だし安心でいいですね。
私は荷物を極力減らす為に着物を着て洋服をいっさい持たずに出掛けたんですが、早朝出発という事で、お仕事が忙しく残業続きだったはつきさんは洋服で。
到着後、はつきさんが着物に着替えるべくホテルのフロントにお願いしたら部屋を貸してくれました。この部屋、後で分かったけど実は我々が宿泊する部屋。到着したのがお昼前だったので、アーリーチェックインという事になると宿泊料に何%かプラスされてしまうけど、「空いている部屋を貸して欲しい」と頼めばタダなんですね〜。空いてなきゃダメだし、予め予約はできないんですけどね。
南座観劇は2日目の昼の部、と言う事で新幹線の中で1日目は何処に行こうかと話し合ったんですが、色々と紆余曲折あり、道に迷ったり、乗ったタクシーに迷われたりして到着したのが下鴨神社。
前に来た時は祖母と母と3人だったんだよなぁ。真夏のもの凄く暑い日で、貴船の川床に行った翌日だったっけ、などと思い出しつつ美しい紅葉を眺める。
この神社は凄く澄んだ「気」が流れていて本当に気持ちがいいんだよね。
後ろ姿の着物美人は、はつきさん。
私は去年と同じ黒の結城。だって一番ラクなんだもん。汚れも目立たないし。帯は定番独鈷柄の博多。だって締めるのが一番簡単なんだもん。多少失敗してもちゃんと形になるし、全通だから柄を気にする必要もない、しかも八寸だから軽い。
ショールは新宿伊勢丹に出店していた時に買った「kusa Kanmuri」さんのもの。アンティークな鶴の柄が気に入って衝動買いしたのだった。
その後、はつきさんがおばあさまが愛用されていた半幅の博多帯と、染色教室でご自身でデザインして染めた布を使った、がま口とバックをオーダーしたいという事で、北大路にある手作り雑貨工房の「カクカメ」さんへ。
ちっちゃな日本家屋が懐かし〜い、感じ。
作家であるフンワリした雰囲気の優しいお姉さんと「柄はこの部分を使おう」とか「裏はこの布に」とか「ショルダーの長さはどうしよう」などとワイワイ話しながら出来上がりを想像する楽しさったら(私のじゃないけど、笑)!着物の世界では、小物を含めて普通にある事なんだよなぁ、と、あらためて思う。
単に着尺を仕立てるだけの私の羽織程度のものでも、体に巻き付けながら、どの部分の柄を衿に持って来て背中の柄はどういう繋がりにして、などと先生と一緒にあーでもない、こーでもないと話し合って決めたんだもんなぁ。
この後四条河原町にもどったんだけど、思えばここで「布」マジックに既にハマってたんだろうなぁと思う。
続きは後日。
さて今回の旅行、当初は夜行バスを考えていたのですが、色々検討した結果「東海ツアーズ」の新幹線往復+ホテルのセットなら、バスと金額的に大差ない事が判明。ただし、使える新幹線が限られていて、行きは早朝の「こだま」帰りは深夜12時近くに東京着の「のぞみ」だったんですけど。
窓の外には富士山。こだまだとひかりやのぞみよりじっくり見られます。BGVはやっぱりケミカルブラザーズの“STAR GUITAR”でしょ!(向きが反対なのがちょっと気持ち悪いが、笑)
宿泊は新都ホテル。これほど大型のホテルに泊まったのは何十年ぶりかって感じでしたが、フロントのスタッフやポーターも多いし、遅い時間でも宿泊客の出入りが多く、気軽だし安心でいいですね。
私は荷物を極力減らす為に着物を着て洋服をいっさい持たずに出掛けたんですが、早朝出発という事で、お仕事が忙しく残業続きだったはつきさんは洋服で。
到着後、はつきさんが着物に着替えるべくホテルのフロントにお願いしたら部屋を貸してくれました。この部屋、後で分かったけど実は我々が宿泊する部屋。到着したのがお昼前だったので、アーリーチェックインという事になると宿泊料に何%かプラスされてしまうけど、「空いている部屋を貸して欲しい」と頼めばタダなんですね〜。空いてなきゃダメだし、予め予約はできないんですけどね。
南座観劇は2日目の昼の部、と言う事で新幹線の中で1日目は何処に行こうかと話し合ったんですが、色々と紆余曲折あり、道に迷ったり、乗ったタクシーに迷われたりして到着したのが下鴨神社。
前に来た時は祖母と母と3人だったんだよなぁ。真夏のもの凄く暑い日で、貴船の川床に行った翌日だったっけ、などと思い出しつつ美しい紅葉を眺める。
この神社は凄く澄んだ「気」が流れていて本当に気持ちがいいんだよね。
後ろ姿の着物美人は、はつきさん。
私は去年と同じ黒の結城。だって一番ラクなんだもん。汚れも目立たないし。帯は定番独鈷柄の博多。だって締めるのが一番簡単なんだもん。多少失敗してもちゃんと形になるし、全通だから柄を気にする必要もない、しかも八寸だから軽い。
ショールは新宿伊勢丹に出店していた時に買った「kusa Kanmuri」さんのもの。アンティークな鶴の柄が気に入って衝動買いしたのだった。
その後、はつきさんがおばあさまが愛用されていた半幅の博多帯と、染色教室でご自身でデザインして染めた布を使った、がま口とバックをオーダーしたいという事で、北大路にある手作り雑貨工房の「カクカメ」さんへ。
ちっちゃな日本家屋が懐かし〜い、感じ。
作家であるフンワリした雰囲気の優しいお姉さんと「柄はこの部分を使おう」とか「裏はこの布に」とか「ショルダーの長さはどうしよう」などとワイワイ話しながら出来上がりを想像する楽しさったら(私のじゃないけど、笑)!着物の世界では、小物を含めて普通にある事なんだよなぁ、と、あらためて思う。
単に着尺を仕立てるだけの私の羽織程度のものでも、体に巻き付けながら、どの部分の柄を衿に持って来て背中の柄はどういう繋がりにして、などと先生と一緒にあーでもない、こーでもないと話し合って決めたんだもんなぁ。
この後四条河原町にもどったんだけど、思えばここで「布」マジックに既にハマってたんだろうなぁと思う。
続きは後日。
なんか大人だわ。余裕だわ。と思いました。
あと、大人といえば、着付け上手くならなきゃね。と、黒猫さんのぴしっとした襟合わせを見て思いました。
着てるだけで、「着物着てえらいわね」と言われる年齢はとっくに越したなぁ。としみじみ。
布後日談楽しみです。
by のの吉 (2012-01-06 23:31)
>のの吉さん
襟合わせはやはり補正っす。幸い(不幸にも?)私は凹凸のない和服向きの体系なので、薄い既製品のベストを一枚着ているだけですが、それでも着崩れのイライラから開放されるのでラクかな〜。
by 黒猫 (2012-01-08 08:30)
食い下がることでもないんですが、私も凹凸なくてベスト着てます。。。
機会があったら、補正話とかいろいろ教えてください、先生。
本日初中村座に無事行ってまいりました。ありがとうございました。
あの劇場サイズでニザ様の知盛観なかったのを本気で悔やみました。
by のの吉 (2012-01-08 20:15)
その節はお世話になりました。
改めて思い出すと、黒猫さんのおかげで、すんごく濃密な京都の2日間でした。
あの時教えていただいた着付けのコツ、さっそく喪服の着付けに活かされましたよー(^^;)。
by はつき (2012-01-08 21:36)
>のの吉さん
そうでしたか!失礼しました、、汗
そうっすね。衣紋をある程度抜いた方が衿は落ち着く、とか、ありますが、是非機会があれば着付話も!
中村座楽しんで頂けてよかったです。お酒、年明けから美味しく頂いています。ありがとうございます〜!下北においでになる際、タイミングが会えばランチでも!ご連絡くださいませ。
by 黒猫 (2012-01-09 08:29)
>はつきさん
こちらこそ大変お世話になりました。色々と失敗したり、わがまま言ったりでスミマセン!でも凄く楽しかったな〜と。今度またゆっくり京都合宿したいです。宜しくお願いします。
by 黒猫 (2012-01-09 08:32)